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育毛剤って安全なの?!主な成分の効果と副作用について詳しく解説

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2018.05.27

育毛剤に含まれる成分の効果と副作用・1

毛母細胞を活性化する成分

ビオチン

毛細血管を拡張することで毛母細胞を活性化して、髪の毛を太くする効果を持った成分です。また色素細胞を活性化する作用も持つため、体内のビオチンが不足すると10代や20代でも白髪が増加する場合があります。基本的に副作用はありません。

ペンタデカン酸グリセリド

毛乳頭に働きかけて休止期にも毛母細胞を活性化させる作用を持ちます。厚生労働省の認可を受けているため多くの育毛剤に配合されている人気成分ですが副作用はありません。

塩酸ピリドキシン

毛根への血液量を増やすことで毛母細胞を活性化させる作用を持った成分です。育毛剤に使用される程度の量で発症する副作用は特に報告されていません。

頭皮の炎症を抑制する成分

β-グリチルレチン酸

抗炎症作用に加えて殺菌作用も持つため、雑菌の繁殖によって起きる頭皮の炎症も防げます。育毛剤の成分として使用する場合に副作用を発症する心配はありません。

グリチルリチン酸ジカリウム

抗炎症作用に加えて抗アレルギー作用を持っているため、頭皮環境の維持に優れた効果を発揮します。基本的に副作用はありません。

頭皮の皮脂や脂質を除去する成分

カシュウ

余分な皮脂を抑制して毛穴の詰まりを改善する効果を持ちます。また詰まりが改善されることで育毛剤の浸透率をアップします。使用によって肝臓に悪影響を及ぼす可能性があります。

ビタミンB6

頭皮の過剰な皮脂分泌を抑制する効果を持っています。過剰摂取すると手足の痺れなどの副作用を発症しますが、育毛剤で使用する程度の量は問題ありません。

男性ホルモンを抑制する成分

ヒオウギエキス

女性ホルモンと似た作用を持っているイソフラボンが豊富に含まれているエキスなので、男性ホルモンの影響を抑えて抜け毛を減らす効果を発揮します。天然由来成分なので副作用のリスクはありません。

ノコギリヤシ

20代でも薄毛になる可能性があるAGAという症状は、主にジヒドロテストステロンという男性ホルモンの影響で発症します。ノコギリヤシにはジヒドロテストステロンを減らす作用があるため、AGAの症状を改善する効果を期待できます。また天然由来成分なので基本的に副作用はありませんが、摂取量が多いと頭痛や吐き気などの副作用を発症します。

育毛剤に含まれる成分の効果と副作用・2

頭皮の血行を促進する成分

塩化カルプロニウム

血管を拡張することで頭皮の血行を促進する効果を持ちます。内服薬タイプと外用薬タイプの両方の育毛剤に使用されていますが、内服薬タイプでは吐き気や下痢、外用薬タイプでは発汗や皮膚のかぶれなどの副作用発症する場合があります。

ミノキシジル

血管を拡張して血行を促進する成分です。AGAという20代でも発症する可能性のある薄毛の症状を改善する効果を持っています。しかし医薬品に分類される成分なので使用すると頭痛や低血圧、男性機能低下といった様々な副作用を発症するリスクがあります。

センブリエキス

血管を拡張する作用によって頭皮の血行を促進します。特に副作用は報告されていません。

頭皮の殺菌効果を持った成分

ヒノキチオール

強力な抗菌効果と殺菌効果を持つため、頭皮に雑菌が繁殖して炎症が起きるのを防いでくれます。大量に摂取すると副作用を発症しますが、育毛剤に配合されている程度の量だと副作用の心配はありません。

イソプロピルフェノール

殺菌効果や消毒効果を持つため、雑菌の繁殖が原因で起きる頭皮の炎症を防いでくれます。基本的に副作用はありませんが、ステロイド外用薬の使用などが原因で刺激を受けている頭皮に使用すると接触性皮膚炎を発症する場合があります。

頭皮の保湿効果を持った成分

海藻エキス

山芋やオクラなどにも含まれているフコダインという成分を含まれており、保湿作用によって頭皮の乾燥を防いだり、頭皮の傷に対する修復力を高める効果を持っています。天然由来成分なので基本的に副作用はありません。

キトフィルマー

優れた保湿力によって頭皮の乾燥を防いだり髪の毛の水分を保ってくれます。また毛穴に浸透すると毛穴が引き締まるため抜け毛を防止する効果を得られます。安全性が高く特に副作用の報告は挙がっていません。

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